ベルガモットとアールグレイ |
紅茶アールグレイの香りつけに使われている柑橘系ですね。
育つ地域は限られていて、イオニア海地域だそう。
イタリア半島南部ですね。
レモンと渋オレンジが受粉して自然に出来たそうです。
それは17世紀半ごろ。
完全オーガニックで、
柑橘系の世界ではヒッピーのような存在だ。
と、作者 Helena Attlee さん が言ってました。
皮にオイルが含まれているので、その精油をとって、
それがオーデコロンや、アールグレイの香りつけに使われたり。
精油はコロンの香りを持続させ、
他の香りとのハーモニーを作り出す、
オーケストラの指揮者のような存在であるらしいです。
(カッコイイ表現ですね。Helena Attlee 女史。 )
抗菌作用もあるそうで、そのままだと皮膚につよすぎるので、
アーモンドオイルとまぜて、
負傷した兵士に塗ったりしたそうです。
そうすることで、傷のなおりが早かったそう。
で、紅茶のアールグレイの香りづけに入ってますが、。
それは、第2代チャールズ・グレイ伯爵の名前から来ています。
一説によると、
グレイ伯爵が中国で役人の息子を溺れるのから助けてあげて、
そのお礼に役人は、中国からのお茶の箱に
貴重なベルガモットを入れてグレイさんに送ったことから、だそうです。
が、しかし、グレイ伯爵は一度も中国に行ったことなく、
ベルガモットも中国にはなかったものなのです。
まあ、グレイさんがイギリスの首相をつとめていたときに
ブレンドされたので、彼にちなんだ名前ということですね。
ベルガモットには368のちがう化学成分が含まれているそうです。
100キロのベルガモットから取れる精油は 500グラムだそうです。
貴重ー!! ですね。
これからは、心してアールグレイを飲みたいです。
ちなみに、Twinings社のアールグレイも好きですが、
わたしは、 Clipper社の アールグレイ好きです。
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