著作権 |
これは、
Queen's Gallery
バッキンガム宮殿のロイヤルコレクションから
(フラッシュなし、撮影可)
ウイリアム・ホガースは
18世紀に著作権を確立させた画家です。
イギリス絵画の父ともよばれています。
ホガースの肖像画はここをクリックしてみてください。
あるいはナショナルポートレートギャラリーから
ウイリアム・ホガース で。
(著作権の話してるのに勝手にイメージ使うのもねっ。)
ホガースは銅版画の彫師だったので、
いろんなテクニックをみせるために、
字体もちがえ、細かく絵も描いています。
1720年制作なので、23歳の頃、
独立して銅版画彫師としてビジネスを広げて行くための宣伝カードです。
大きさは、7.7 x 10.2 cm。
そのなかに、こんなに細かくいろいろ描かれています。
ホガースの才能を見ることが出来ますね。
ホガースの有名な作品の一つに
『A Harlot's Progress』というのがあります。
訳は『娼婦一代記』だそうです。
題名のとおり、田舎から出てきた若い娘が娼婦となり。。。
その、死ぬまでの話が当時を風刺して描かれています。
はじめは絵画で描かれ、のちプリントで描かれました。
6枚で1セットで、物語になってるわけです。
ホガースは124セットのみ、限定販売しました。
だもんだから、海賊版が出回ってしまったんですね。
それで、著作権を確立させました。
ホガース法とも言われます。
ちなみに、ホガースのお父さんは
当時、はやりのコーヒーショップというか、
コーヒー喫茶を経営していました。
でも、店内はラテン語のみしゃべっていいという、
あまりお客の入らなそうなカフェで、
やっぱり、経営難に陥り、
借金抱えて牢獄に入れられたそうな。。。。
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