都会の農場とチャールズ・ディケンズの家 |
農場です。
といっても、広大な土地にあるのではなく
Coram's fieldsのなかにあります。
ややっっ。のんびりとおやすみですな〜。
道ばたから、柵向こうにカメラを入れて撮った写真です。
車道のとなりの、ファームの裏手です。
まあ、道的には静かではありますが、車道がとなり。。
それほど気にしてるわけでもなさそうね。
ここは、コーラム・フィールド。
コーラムっていうから、
トマース・コーラムのThe Foundling Hospitalの
チャリティーの公園かと思ったんですが、
その近くですが、それとは関係ないみたいです。
青字をクリックするとサイトに行きます。
いろいろ、イベントがあるようですよ!!!
でも、子どもちゃんと一緒じゃないと大人は、入れません。
書いてあります。子どものための公園です。
ここから出たり、入ったりしてました。
そこから東のほうへ歩いて行くと、
Doughty Street がありまして、
そこの 48番地に
チャールズ・ディケンズの博物館があります。
Dickens Museum
ここで、「オリバー・ツイスト」を書いたそうです。
都会の住宅風景ですね。
半地下になってて、長屋のテラスド・ハウス。
ここは、歴史的建物 grade II に
指定されていますので、通り全体が保存されています。
ジョージ王朝時代、18世紀の頃に建てられた
建物ですので、Georgian Houses といいます。
200年以上前からある、住宅です。
今は、ここはたくさんの法律関係の事務所が
軒先を連ねているようです。
それで、そのGeorgian の建物には
いろいろ、特徴があります。
その一つは、このドア見てください。
普通のドアはこちらサイズ。
セダンチェアーという籠が籠ごと家に入れるようにです。
籠に乗るのは大事なお出かけのときでしょう?
きっと、おしゃれしてますよね。
でも18世紀の頃の通りは汚かったそうです。
大事なドレスや靴が汚れてしまわないように、
家の中から籠にのれば大丈夫でしょう?
なので、籠が入って来れるように
ドアも幅広くなってます。
セダンチェアー。
日本の籠は横から乗り降り、
これは前にドアが付いてます。
それは、籠を持ち上げる棒を外すことなく
乗り降りできるようにとのこと。
それから、日本の籠は肩でかつぐタイプで
これは、両手で持ち上げるタイプです。
なかに、椅子があって、お客はそれにすわります。
バランスとるのが難しそうですね。
お客も籠かつぐ人も。
実際、大変だったそうです。
日本の籠やさんは時代劇とかで
急ぐときは走ってたりしますが、
このセダンチャアーでは走ることはできないでしょう。。。。
籠自体が木だから重いよね。
。。。。。。汗だく、考えただけで。。
そういえば
「ハウルの動く城」の荒れ地の魔女が
乗ってたのがセダンチェアーですね。
それから、ドアの上に半円形の窓。
Fanlight といいます。
ファンは扇のことで、扇を広げたみたいな
鉄細工がはめ込んであります。
昔はいろんな模様があったと思います。
それもそのはず、fanlight は
直訳すると扇の明かり。
昔は通りに番地がなかったそうです。
夜、家に帰ってきたときに、
この長屋のテラスドハウスです、
どこもみんな同じ様子ですから、
どうやって自分の家を見つけるんでしょう?
内から漏れる光で、あるいは満月の月明かりで
fanlight の模様を見分けて
自分の家を見つけて
家に帰ったそうです。
今のファンライトはシンプルで同じようなものばかりですが
(昔のは売られちゃったんでしょうね?)
時々、すっごく素敵なのがあります。
で、同じ通りなんですけど、住所が変わって
John Street に
Royal Oak と書いてあります。
通常、パブの名前ですが、建物は普通。。
グーグルして調べてみましたら、
Royal Oak Benefit Building Society
という建物だったそうです。
なにかというと、
労働者達は失業したり、
病気で働けなくなったりしたときのために
保険を掛けたそうで、
そのお金を受け取るところだったそうです。
産業革命以降、19世紀のことです。
へぇ〜〜〜、やっぱり、ただ単に
建物から時計が意味もなく突き出てるわけないね。
お天気よかったですから、外で、昼間から一杯!という人たち。
なんか、のんびりしていて、車もあまり通らず、
いい雰囲気の通りでした。。。。。
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