ロンドン塔のカラス |
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2014年 10月 12日
血塗られた塔として知られるロンドン塔。 処刑の場にもなりました。 そのロンドン塔にはカラスがいます。 ロンドン塔のサイトにリンクします。 ちゃんと飼われたカラスです。 ワタリガラスという他のからすよりも大きく、 羽根の艶もよいカラスです。 日本では北海道の一部に生息するそうです。 なぜカラスを飼ってるかというと、 ロンドン塔には昔から言い伝えがあるそうで、 『ロンドン塔からカラスがいなくなると、 王家が滅び、ロンドン塔が崩れてしまう。』ということです。 17世紀チャールズ2世の頃から大事にされてるようです。 17世紀の頃、天体観測が始められ、 ロンドン塔の一角にその場が設けられました。 でも、カラスがいたずらしたりして、 困った天体観測所の初代所長ジョン・フラムステッドは 『王様にカラスをどうにかしてください。』と お願いするも、 先の言い伝えからカラスはロンドン塔にいなくてはいけないので、 そんなに困るんだったら、 天体観測所を移してしまえ! ということで、 グリニッチに移しました。 その言い伝えは今でも守られていて、 常に6羽いないといけないので、予備も飼ってます。 昔は予備のカラス3羽いましたが、 いまロンドン塔のサイトを見たら合計7羽となってました。 時々、カラス脱出するんです。。。 羽根を一部切ってるので、遠くには飛べないらしいですが 脱出して、5日後に 「保護」されたカラスもいたらしいです。 カラスには名前がついていて、色のバンドが足についてます。 ”羽根を切られたカラス” なんていうと、 すぐ、動物愛護協会が 『なにっっっっぃ〜〜〜〜!!』と攻撃しますが、 ロンドン塔のカラスはひじょう〜に優遇されてるそうです。 毎日、170グラムのなま肉が餌で与えられます。 ネズミ。。。。。 (昔は200グラムだったように記憶してますが。。。) それから、血にひたしたビスケットがおやつ。。。。 寝るところは個室!!!のホテルサービスかしら? カラスの飼育は、ロンドン塔の番人の ヨーマンウォーダーに レーベンマスターというカラスの飼育係がいます。 2012年に、女王の即位60周年記念の ダイヤモンドジュビリーのプレゼントとして、 新しいカラスがやって来ました。 その名もジュビリー。 かわいいね。まだ子どもちゃんって感じ。 このワタリガラス達は頭がいいそうで、 いろんな物まねするそうです。 そういえば、前に、 『クワン、クワン、クワン、クエン』って鳴いてるのを聞いたことあります。 えっ?と思ったんですが、 どうも、金属に着地した時、足が金属に触れた音を まねしてるようです。 上手だったよ。 アガアーって鳴き声でなかった。 普通ワタリガラスの寿命は10年生きたら長生きのようですが、 ロンドン塔のカラスは44年生きたカラスもいたそうです。!!!! 死んだらちゃんとお墓に名前が刻まれます。 衛兵さんを見守るカラス。 この日は王立空軍の衛兵さんでした。 奥の建物に、過去には、 9日間の女王のジェーン・グレイが幽閉されました。 その窓から、夫のギルフォード・ダドリーが死体となって来たのを見つめました。 過去のブログ ジェーングレイ 9日間の女王 をご覧ください。クリックでつながります。
by daisukilondon
| 2014-10-12 04:36
| ロンドン塔
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