ダンディズム、イギリス |
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2014年 12月 23日
そのすぐ近くに、斜め前には 200年前からのショッピングアーケード。 バーリントン・アーケード。 ブランド街のボンドストリートと並行してます。 バーリントン・アーケードの向かいは、 100年前のショッピングアーケード。 「ボウ・ブランメル」こと、 ジョージ・ブランメル。 彼は19世紀のファッションリーダーで、ダンディズムのお手本人物です。 スリムな体型、スラリとした脚を見せるズボンに 柔らかい仔鹿革のブーツ。 体にフィットしたジャケットに 首が長くなかったら、絶対似合わない 糊のきいたスカーフ、ネクタイ。 ステッキとシルクハット。 立ち姿もお美しい。!! やっぱり、いつの時代も長くて細い脚は憧れなのね。 脚に張り付くようなタイトなズボン。 それって、今のファッションと同じね。 ユニクロの宣伝写真。 俳優玉木宏がモデル。カッコイイ〜〜〜〜!!!! いや〜、ファッションは繰り返しますねー。 この、ブランメルのファッションのちょっと前までは 男性もお化粧してて、カツラかぶってたわけですよねー。 それから一新してますから、 やっぱ、当時のファッションリーダーだったんですね。 この人のファッションはわりと地味目。というか。。。 デザインの奇抜さよりも、素材とかにこだわって、 色とかは抑えめの。 今のスーツの原型という感じでしょうか。 よろしかったら、Savile Row の記事もご覧ください。 この、糊のきいたネクタイ、 それをいかにカッコよく結ぶかの工夫が、 ダンディズムのお洒落の決め手。 いろんなネクタイの結び方を教えてくれる本もあったらしいです。 6時間講習の学校もあったとか。 Beau Brammell の ボウは 洒落者、伊達男と言う意味です。 彼は、ファッションセンスだけでなく、その身のこなし方も かっこよかったようです。 そうゆうの全部含めて、ダンディとのこと。 立ち振る舞いが優雅でポーカーフェイス。 話術も巧みで、辛辣でもあり、よく言えばユーモアもある。 でも、その毒舌がちょっと度が過ぎて 友人だったジョージ4世を怒らせちゃったみたいです。 ジョージ4世のこと ”デブチン” って 言ったみたいよ。 やっぱ、太っちょはカッコよくないんだね。 だから、怒ったワケでしょっ。 これも、いつの時代もかわらずですな〜ぁ。 この人のファッションセンスは、「スマートに凝り過ぎず」でしょうか。 彼曰く、 『街を歩いているときに、人からあまりジロジロ見られているときは、 君の服装は凝り過ぎているのだ。』だそうです。 ほほぉう、なるほどね。 でも、毎日 装いには 2時間とも5時間ともかけたとも言われてます。 シャンペンで靴磨いたとかね。 いろいろ逸話があります。 当時の詩人バイロンに 『ナポレオンになるより、ブランメルになりたい。』と言わしめたそうです。 バ、バ、バイロンさん、あなたの格好ではみんなにジロジロ見られるよ。 それはダンディではないでしょっ。(笑) ジョージ・ブルンメルの父が財を成し、 平民ながら当時の貴族の子息が入るイートン校で学んだそうです。 当時から、洒落てたので、その時から Beau Brammell のあだ名がついたそうです。 お金持ちのお坊ちゃんってとこでしょうか。 小さい頃の肖像画があります。 これは、ケンウッドハウスにあります絵です。 ちょっと、ここの照明がイマイチ良くないのね。 写真がうまく写りませんでした。 ブランメル兄弟。 右の弟がジョージ・ブランメルです。 二人とも女の子みたいね〜。 まだまだ、この時代は子供ちゃんは女の子のようなドレス着てます。 ただの習慣でしょうが、 16世紀のシャークスピアの時代も男の子は5−6歳までドレス着てました。 それは、子供が亡くなることが多かった当時、 男の子は悪魔に魂を奪われるから。と信じてみたいで、 女の子の格好させたようですよ。 まあ、こんな子供の肖像画を描いてもらったり、 イートン校に入学したりで、 お父さんはこの時代に、成功したんでしょうね。 その財産を息子ちゃんは潰すんだな。。。💧 ジョージ・ブルンメルはギャンブルも好きだったみたいですから、 お金なんかすぐなくなっちゃいますよね。 借金んで首が回らなくなり、 (ネクタイ巻きすぎじゃなくって。。。。笑) フランスへ逃亡し、 のち、投獄され、 晩年は養老院で老衰で死亡したそうです。 あれあれ、晩年はダンディじゃないね。 よろしかったらクリックお願いします。
by daisukilondon
| 2014-12-23 02:56
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