国会下院議長と国会オタク |
オーダー!オォーダァー!
オォ〜〜ダァー!
国会の下院の議長は
ジョン・バーカウさんです。
初めてのユダヤ人の議長だそうです。
ウキをみると2009年6月22日から就任したようです。
ちょうど、5年前。
この方、なかなかユニークと思います。
去年、わたしは国会オタクしてました。
国会議事堂の公認ガイドの資格を取るために
ベンキョーしてました。
YouTubeで、過去の国会の模様を見たりしていて、
ジョン・バーカウさんのファンになりましたよ!
えへへ、オモシロイのよっ。
たとえば ↓
John Bercow- Order!
クリックしてみてください。
議論が白熱するとガヤガヤうるさい。
オーダー!オーダー!と議長さん。
それでも、収まらず、
オーダー!オ〜〜〜ダァー!オーダー!と連発します。
「子ども議員のみなさん、少しは大人の振る舞いをしてください。
何なんですか。お行儀よくできないなら、議会を退場しなさい。
あなた達が居なくたって議会はやって行けます。」
「静粛に、静粛に!!」
誰かがまた、茶々を入れたようです。すると、
「なに? なにもおかしくないですよ!
おかしいのはあなたの頭の中だけです。!」
とか、
興奮した議員に、
「あなたねぇ、ちょっと興奮し過ぎだよ。
ヨガとかしてちょっと精神を落ち着けるようなことしたほうがいいよ。」
とか、↓
嘘つき
これは、議員さんが
「〜〜、昔から、政治家は嘘つきで(lied)
それによって、沢山兵士達が死んだ(died)〜〜。」
なんてことを、言うと、
議長さんは
「オーダー、オーダー。
はっきりさせたいんだけど、
今、この神聖な議会で、公平なる紳士を嘘つき呼ばわりしましたか?」
「ちょっと、嘘つきという言葉は許せません。
その言葉を撤回しないのなら、退場です。」
と 議長さんはその議員さんに 退場を命じました。
議会の場で言っては行けない言葉というのがあって、
そのひとつが、「嘘つき」です。
あと「酔っぱらい」とかも言っちゃいけないんです。
ウインストン・チャーチルがむかし、
議場で、「酔っぱらい」を表現するに、
「感情的に疲れている人」と表現したそうです。
まあ、とにかく、YouTube で John Bercow
と入力するとズラズラズラ〜〜っと
いろんなエピソードが出てきます。
ちょっと、まとめたのが、↓
John Bercow Runs the Show
国会オタクになった私は、
すっかり、ジョン・バーカウさんのファンになりました。
試験合格して、授与式は国会の議長さんの部屋で。
そのときに、議長さんに
「あなたは、とっても素晴らしいです。
いつも(国会の様子を)YouTubeで見てます。
(議会の場は)おもしろです。」
と伝えたら、一瞬、
彼の顔が引きつりました。
えっ??どして?
でも、そこは政治家。
笑顔で、すぐに切り返し、
「I hope you enjoyed it .」って。
え”え”ぇ〜〜〜? 何? 今の、もしかして、皮肉???
どぉして?
それは、よく考えてみますと、
私の言った言葉の( )の部分がぬけていてたから
意味がちがって伝わったのかもしれません。
それは、この方の奥さんは セレブ。
あんまりメジャーじゃないけど、女優。
ちょっと、お騒がせの方ですの。
セレブのビッグブラザーに出演するも、
最初に追い出された人ですし、
こんな写真パパラッチされてるし、
でも、逆切れというか、開き直りというか、
「私たちの結婚は上手くいっているの。
私たちはこれでいいのよ。
他人がとやかくいうことじゃないでしょっ。」とコメント。
まあゴシップに事欠かないというか。。。。
ですから、
わたしは、純粋に議長としてのジョン・バーカウさんが
素晴らしいと思いを伝えたつもりだったんですけど、
上のセリフのカッコの部分を言ってなかったものですから、
下のカッコの部分のように伝わったのかもしれません。
「あなたは、とっても素晴らしいです。(あんな奥さんが居ても)
いつも(ゴシップを)YouTubeで見てます。
(奥さんは)おもしろです。」
と、受け取ってたりして。。。。。
一瞬、確かに顔が引きつったのぉ。。。
言葉は難しいですね。
っていうか、わたしの言葉が足りなかったんですね。
よくあります。。。反省。
さて、この国会の議会の様子、傍聴できます。
セキュリティを通過して、
ウエストミンスターホールの
インフォメーションカウンターで
チケットもらいます。無料です。
クリック↓
英国議会のある日
いつでも見れます。
ただ、水曜日は、首相の質疑応答の日で、
人気がありますので、並んで待ちますこと請け合いです。
国会の上院や下院の議場などの見学は、
土曜日に出来ます。有料。
オーディオガイドが用意されています。
日本語は残念ながらありません。
ガイドツアーもあり、
こちらは、オーディオガイドでは
入れない部屋も回ります。ガイドブック付き。
こちらをお勧めします。
どちらも英語です。
夏のシーズンには、”マイバス”が
国会議事堂ツアーを日本語ガイド付きで数日 出すようです。
国会オタクの国会の話はまた次回。
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