兵士の血の色 |
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2014年 09月 08日
これはロンドン塔のお堀です。 なに、この赤いの。。。 血? 血の池? なんとかく血が流れているような。。。 ロンドン塔だから、「血塗られた塔」なんて言われてるし。。。 と、思いきや、 これは、第一次世界大戦で亡くなった兵士を象徴しています。 今年2014年は第一次世界大戦が始まった時から 100年目の年になります。 そのときにイギリスで亡くなった兵士の数は 888,246名。 その人数のポビーをこれから植えて行くそうです。 この血のように赤いのは一つ一つが芥子の花、ポビー。 そして、11月の11日は第一次世界大戦の終戦記念日です。 その日に、888,246名の最後の一本を植えるそうです。 それが兵役関係のチャリティーに寄付されます。 第一次世界大戦の後、瓦礫の山となった場所に 一番最初に咲いた花が赤いポビー。 それは 亡くなった兵士達の血の色を思わせたので、 亡くなった兵士達を象徴する花となりました。 毎年、11月になると街角で募金を募ります。 募金をすると胸に紙で出来たポビーをさしてくれます。 ウエストミンスター寺院には 「無名戦士の墓」というのがあって、 亡くなった兵士達を象徴する墓があります。 この墓もポビーで囲われています。 このように、囲われているので、誰も墓を踏むことはできません。 ウエストミンスター寺院には、墓が床にたくさんあって、 通路になってたりもするので、 墓の上を平気で歩けますが、ここは誰も踏めないようになってます。 それほど大事にされています。 墓石に刻まれた文字は 亡くなった兵士の真鍮の玉入れケースを溶かして作りました。 なんかやっぱり、「血塗られた塔」。。。のイメージになるかな? ちなみに、お堀は、19世紀の頃に水が抜かれたそうです。 水が淀んでコレラの温床になりやすいということで、 水は抜かれたそうです。 冬になりますと、ここにアイススケートリンクが 特設されます。 よろしかったらクリックお願いします。
by daisukilondon
| 2014-09-08 06:03
| ロンドン塔
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