エリザベス一世の恋人 |
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2014年 11月 08日
ヴァージンクィーンとして 知られているエリザベス一世ですが、 イケメンの寵臣がたくさんいました。 その中の一人、 エリザベス一世が生涯を通して大事にしてた人がいます。 ロバート・ダトリー。 レスター伯爵。 エリザベス一世から伯爵の称号を与えられたばかりの頃。 おお〜っ、オッシャレー ですね。 ウエストがかなり細いですね。コルセットでもしてたのかしらん。 それが当時のファッション? お髭も立派でございますね。 なにしろ、エリザベス一世の寵愛を受けていますから、 地位も財産もたくさんあって、怖いものなし!!! なので、この時代のイングランド中で 一番嫌われていたそうです!!(笑) エリザベスとは幼馴染のようです。 エリザベスの異母兄弟のメアリーが女王になり、 (前の記事血のメアリー、メアリー一世にリンクします。) ロンドン塔に幽閉されていた時、 ロバート・ダトリーも反逆罪の家族の一人として投獄されていました。 その時も番人を買収して手紙のやり取りとかしていたようです。 ロバート・ダトリーはのち釈放されました。 弟のギルフォードは処刑されましたが、 彼はすでに結婚していたため陰謀に加担の疑いが晴れたようです。 さて、時代変わって、エリザベスが 女王になると、 ロバート・ダトリーを主馬頭に任命し 側に置きます。 彼女は独占欲がかなり強かったみたいです。 彼の寝室を自分の寝室の隣に設けます。 隣同士、部屋が繋がっていたかもね〜。(絶対に繋がってたね。) 王様だって妾がいっぱいいたわけですし、 女王が寵臣と戯れて何が悪い!!ってところですよね。 ヴァージンクィーンですが、 結婚しなかったからヴァージンという観念だったのでは? と言われてます。 とにかく、結婚はしませんでした。 女王になってすぐ、 ロバート・ダトリーの奥さんが亡くなりました。 奥さんはロバート・ダトリーの留守中、 家の階段から落ちて、首の骨を折って死にました。 事故か自殺か他殺か。 乳がんを患っていたらしいです。 で、結局、自殺と判定。 でも、噂ではロバート・ダトリーによる他殺説がずっとつきまといました。 妻を亡き者にして、エリザベスと結婚するために。。。。 エリザベス一世は自分もこの事件に 加担したと言われるのを恐れ この時に生涯、独身を決めたと言われます。 でも、それだけじゃないですね、 ヨーロッパからの求婚に のら〜り、くら〜りと返事を渋り〜、 政略的に都合よかったですね。 まあ、とにかく、ロバート・ダトリーと結婚したら それこそスコットランドのメアリーのような運命を辿ったかもしれませんね。 懸命な女性、女王でしたね。(感嘆) この絵はウォレスコレクションにあります。 先の絵とポーズが一緒。 もう、パターンがあって、それをそのまま 服だけ替えて描かれたのかもね? ムチウチの時のコルセットのような襟が流行っていたんですね。 ほんと、オサレ〜ですわ。 ある時エリザベス一世は天然痘にかかり、 生死が危ぶまれた時があったそうです。 病床にあって、まずエリザベスは ロバート・ダトリーを後継者に任命し、年2万ポンドという 破格の金額を支払うことを議会に認めさせます。 でも、その後、病気は持ち直したみたいでよかったね。 まあ、とにかくロビンにぞっこんだったのよね、ベスは。。 結婚を考えたことはあったらしいです。 でも忠臣が猛反対したそうで、そりゃ〜そうだ。。。 まあ、そこまで浅はかではなかったエリザベス一世ですが、 もう、結婚しないと分かってて/決めてても、 すっごくジェラシーをたぎらせていたようです。 ダドリーも最後の望みで ケニルワースの自分の御殿でエリザベス一世を歓待。 趣向を凝らしました。 エイリザベス一世が到着のおり、 ヘラクレスの衣装に身を包んだ門番がお迎え。 お堀のあたりでは、ニンフ(精霊)たちが まるで水の上を歩いているように迎えたそうです。 そしてギリシャの神々の柱が造られていて そこから色々な贈り物がされたそうです。 そして、このケニルワースの城中の時計が全部止められたそうです。 女王が滞在する間、 時間を気にすることがないように。。。と。 エリザベス一世はダンスが大好きで、 きっと夜通し踊ったことでしょう。 もちろん、パートナーはロバート・ダトリー。 でも、結局、結婚できないことに気がついたのか、 諦めたのか。。。 できちゃった婚って噂もありですが、 他の女性と結婚します。 エリザベス一世、すっごく怒ったらしいですよ。 でもさ〜、あなただって、ロビンを政略の駒に使って、 従姉妹のメアリーの旦那にしよーとしてたじゃないのー。 と、ツッコミを入れたくもなります。 ロバート・ダトリーが嫌がったみたいですよ、その結婚話し。 だって、ベスが好きだしー、 でも、結婚してくれないんだったら、他の人に気持ち移っちゃうね。 エリザベス一世は とにかくイケメンを自分の周りに侍らせておくのが好きだったみたいです。 結婚も彼女の許可なくしてはいけなかったりとかね。 それで、勝手に結婚して牢屋にいれられたのは ウォルター・ローリー (前の記事にリンクします。) でも、色々侍らせていても、 本当に好きだったのは ロバート・ダトリーだっんです。 ロバート・ダトリーは急に亡くなりました。 その知らせを聞いたエリザベスは 部屋に数日間こもりっきりで出てこなかったそうです。 心配した家臣が ドアを蹴破って部屋に入ったそうです。 でも、その時代、ロバート・ダトリーの死を悲しんだのは 女王だけだったそうです。。。。。 まあ、彼女もね、悲しみだけに浸ってもいられなくって、 なにしろ、ロバート・ダトリーこと、 レスター伯は国庫に借りがたくさんあったそうで、 その借金を取り戻すため、 ロバート・ダトリーの財産をオークションで売りさばいたそうです。 しっかりしてるね。ふふふ。 でもでも、 愛していたのよー。 ロバート・ダトリーがなくなる数日前に エリザベス一世に宛てた手紙があります。 具合が良くなかったようで、 エリザベス一世がくれた薬を飲んだら具合がよくなりました。 あなたの足元に跪きキスする忠実なしもべ。 みたいなことを書いていてます。 二人の間で使っていたロバート・ダトリーの ニックネームは Eyes なので、 手紙にそのマーク ôô を いつも記したそうです。 your pôôr old servant to poor の上のところにも ちょちょっとマーク。 へぇ〜、今でいう、テキストの顔文字みたいですね。 その手紙をエリザベス一世は生涯大事に持っていたそうで、 彼女が亡くなった時に、 枕元に置いてあった大事なものを入れておく箱の中に その手紙も入っていたそうです。 乙女だったのね。。。 クスン(涙)。 よろしかったらクリックお願い致します。
by daisukilondon
| 2014-11-08 09:01
| 王家の歴史
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