好奇心の部屋 |
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2016年 03月 04日
まずはこちらご覧ください。 ? ? ? これ何かというと、 まあ、ただの置物デスっ =3 ただの。。ってことはないですね、 すっごく 変 ね。 これは V & A ヴィクトリア&アルバート博物館に オープンしたばかりの Europe 1600-1815 gallery の The Cabinet の部屋に展示してあるものです。 この時代、貴族の殿方たちは色んな変なもの、 珍しいものなどなど集めて それを自慢しました。 もちろん ほとんどのものは大理石だったり、 象牙や珊瑚、漆ぬりだの クリスタルだの 素材の美しいもので 職人の技を超えて 芸術的な家具調度品や、それらに囲まれた部屋を自慢しました。 キャビネットは 大事な貴重な細々としたものを入れて保管する家具、 あるいはそれらが詰まった ミニ博物館のような部屋をそう称していったそうです。 それぞれに、まつわる話、ウンチクがあって 話題に事欠かないし、 他には無いもの!っていうのも 自慢のタネだったことでしょう。 つまりは一点ものを手に入れる財政力の見せびらかし そして教養のお披露目。 競い合うように、珍しいものを集めたそうですから。 ですから、こんな不思議なものもあってもいいですね。 わざわざ つくった分けですよねー。 まあ、この時代、自然の珍しいものと人口のものを加工して宝としたそうです。 これは、 部屋に置いておいたら、 素通りできません。 みんな集まってきて 何だろうと、話が盛り上がることでしょう。 まあ、いろいろ突っ込みどころがある訳で。。。 まず、実物大の牛の頭。 大理石でできています。 そして、木の体?台座? 首に襟巻のように木が巻き付いています。 芸術的創造の賜物。 足のつき方がおもしろいですし、 目の見てる方角もあさっての方角で。。。変。 頭の中のものは、固まった脳みそと思われていたようですが、 その後の研究で象かクジラの腫瘍を持った骨と確認されました。 1650−1700頃のイタリアのパドアで製作されたもの。 わりと斬新なかんじですから 現代彫刻にも通じるものがありますから、 なんかこちらも連想してしまいました。 親の期待が大きいと。 ↑もご覧ください。 ほんと、好奇心の部屋です。 こんなものもありましたよー。 あーっ、浦島太郎さんですかー? さて、これらが展示されている V&Aのヨーロッパ・ギャラリーのツアーがあります。 私が所属している 英国公認日本語ガイド協会では 毎年震災のチャリティのためのツアーが ボランディアガイドで行われます。 過去にはわたしもガイドしました。 残念ながら今年はできませんが たくさんのガイドが各自面白いツアーを行います。 V&Aのチャリティーツアーは 4月13日2016年 他にもたくさんツアーがありますので、 この3月、4月にロンドンにいらっしゃる方は是非どうぞ。 英国公認日本語ガイド協会 ↑リンクします。
by daisukilondon
| 2016-03-04 23:12
| V&A Museum
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